BeStoke Surf Trip in Australia Vol.3

バーレーヘッズの路地裏サーフショップ“Bonbora” 


ゴールドコースト、バーレーヘッズの路地裏。

時間があって、ふらっと立ち寄ったサーフショップ「ボンボラ」。


気さくなオーナーは、生まれも育ちもゴールドコーストのサーファー。

話の流れで、彼は自分の原点を教えてくれた。


90年代彼が子供の頃、誕生日に「Tシャツが欲しい」と言って、母親がサーフショップに買いに行った。

でも母親はそこに集まる、まだ髪が海水で濡れていて、足に砂がついている子供たちを見て

「だらしない場所だね」と感じたらしい。


それに対して彼はこう言ったという。

「違う、それがサーフィンカルチャーなんだ」


海好きが集まり、大人が子供に教え、教わった子供がまた次の世代に繋ぐ。

サーフショップは、ただの店じゃなくて、カルチャーが育つ場所だと。


でも2000年代彼がティーンの頃、時代は変わり大資本系の大型サーフショップが増えて、並ぶのはメッセージのないTシャツや量産のプロダクトばかり。

彼は『溜まり場』を失い、そこに違和感を感じて、彼は決めた。


“あの頃のサーフショップを、自分でつくる”


それが、このBonbora。


店のソファーに何気なく座ると、砂でザラついていた。

でも、その感触がすごくリアルで、すぐにわかった。


ここは彼の理想であり、夢をそのまま形にした場所なんだと。

そして、それをちゃんと続けてきた“成功している場所”なんだと。


決して綺麗すぎず、でも整っている場所。

そして居心地のいい場所。

サーフショップは、物を売る場所じゃない。

人とカルチャーが残る場所だ。


ふらっと入っただけなのに、

大事なことを思い出させてもらった。

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