BeStokeの始まりは、一つの出会いからでした。
最初に登場するのは、僕が住んでいるニュージランドのタラナキ地方で、サーフボードを制作している友人のシュンちゃん。
(彼は自動車の整備士でもあり、ニュージランドトヨタのベストメカニックに選ばれる程の技術者でもある)
https://www.instagram.com/shun_garage_shape?igsh=cnhmcXFuZWh5b3h0
彼がサーフボードのシェイピングを始めた頃、世界中の気になるシェイパーたちにInstagramでDMを送り作り方やノウハウを尋ねていました。
当たり前かもしれないですが、多くのシェイパーは自分が積み重ねてきた技術を他人に教えることはなく、DMの返事はほとんどありませんでした。
そんな中で唯一違ったのがオーストラリア、ゴールドコーストのSjs Customスコティー・ジェームス。
彼は、シュンちゃんのDMに毎回必ず返信してくれ、シェイピングのコツや作り方を惜しみなく教えてくれました
それは単なる技術の伝達ではなく、サーフィンのカルチャーの根底に息づく『オープンな心』体現しているようでした。
シュンちゃんから、その話を聞いたとき、
疑うことで、自分を守る人生を送ってきた僕は(過去のブログ「信じる事って心地良い」より)
「自分で培った技術をこんなにオープンにできる人間がいるんだ」
「こんなマインドの人がいるなんて、僕もこういう人間になりたい」
そう強く感じました。
こうして生まれた一つの点。
その出会いが、BeStokeの物語の始まりとなったのです。