タヒチトリップ 危機的状況から得たもの

タヒチトリップ 危機的状況から得たもの

今回のタヒチ旅行は、人との出会いと全てのタイミングが完璧で本当に恵まれた旅でした。

9泊10日の滞在の中で4ラウンドサーフィンでき、リーフブレイク、ビーチブレイクどちらも良い波あてて、気持ちの良いローカルの人たちと出会い、笑顔の絶えない日々。まさに理想的な旅だったと思います。


でも、旅の最後には予期せぬハプニングが待っていました。

最終日の夜11時、一緒に行った友人が宿泊先のデッキから足を踏み外し、落下して1メートル下のコンクリートに頭から落ち、僕が気付いた時には気絶して、イビキをかき、更に耳から流血している状態でした。

僕たちはパニックになり、友人が隣の家のドアを叩き救急車を呼んでもらい、搬送してもらいました。


フランス語圏のタヒチで、僕たちは言葉がほとんど通じず、救急車を呼んでくれた隣に住む優しいおばちゃん助けがなければ、もっと大変な状況になっていたかもしれません。今振り返るとおばちゃんは、もう就寝していて、着の身着のままで助けてくれて上はTシャツ、下はパンツ姿でした。


一度近くの病院に搬送せれ、ドクターチェックしたのですが、大きい病院での処置が必要とされ、また救急車で搬送してもらい、CTスキャンを取ることになりました。幸い脳にダメージは無く、ホッとしましたが、彼はまだ落下の衝撃で意識が朦朧としていて、記憶障害があったため入院することになり、彼の奥さんが現地に残り、僕たちは一足早く帰国することになりました。

心配ではありましたが、彼が無事に回復に向かっていると聞き、本当にホッとしました。


怒涛の最終日を終えて、飛行機に乗った途端に緊張が解けて、僕は離陸したのも分からないほど寝落ちしていました。


こうした大きな出来事があると、改めて「人生って何だろう」と考えさせられます。


良い事も悪い事も、時間が経てばすべてが勉強材料。

その出来事をプラスにするか、マイナスにするかは、自分の心の持ちよう次第だと思います。


今回のタヒチ旅は波、出会い、そして最後のハプニングを含めて、すべてが大切な経験でした。

人生において本当に大事なことは何か、答えは一生見つからないと思いますが、今ある状況に感謝して、楽しみながら生きる。


『一度きりの今の時間を気持ちよく過ごそうと思いました』

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